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義歯の種類

義歯(入れ歯)の種類は大きく分けて3つあります。

その1つが保険適用。あとの2つは保険適用外となります。

1.プラスチック製義歯(総入れ歯)保険適用

義歯床(ぎししょう)の部分が、レジンという歯科用のプラスチックを使用した総入れ歯です。床(しょう)とは、歯の土台になる部分のことです。

メリットとしては、安価に製作することが出来ます。1床(いっしょう)が約1万円から2万円です。デメリットとしては、強度を求めるがゆえに床が分厚く、味覚を感じにくくなります。安定性が悪く話している時に落ちたり、外れやすくなってしまいます。天然歯と噛む力を比較すると10〜20%と非常に弱いため、硬い食べ物を食べる事が難しくなります。その結果、顎の骨が徐々に痩せてしまい入れ歯が合わなくなってしまうため、歯科医院にて定期的な調整が必要となりますプラスチック製なので壊れやすいです。万が一破損した際には、半年経過しないと保険で再作製することができません。

 

2.フレキシブルデンチャー

(ノンクラスプ※金属バネのない入れ歯)保険適用外

義歯床の部分に、アルティメット樹脂を使用して作製したノンクラスプデンチャー(金属のバネがない入れ歯)です。アルティメット樹脂は、1番耐久性があり金属のワイヤーと併用することで、より強度が高まります。1床が約10万円〜20万円です。メリットとしては、目立たなく見た目が自然です。耐久性に優れ、割れにくいです。適合性に優れており、比較的違和感なく装着出来ます。デメリットとしては、熱に弱いので数年経過すると硬くなってしまい、合わなくなってしまうことがあります。

 

3.金属床入れ歯 保険適用外

義歯床に部分に金属を使用して作製した入れ歯です。1床が約40万円〜50万円です。メリットはプラスチック製に比べ、厚みが薄く保険適用の4分の1程度まで薄くすることができます。そのため違和感が少なく、舌を動かしやすいので発音がしやすくて、しゃべりやすいです。お口の中も広く感じます。床に金属を使用しているため熱伝導性に優れており、お食事の際、熱さや冷たさの温度を感じる事が出来ます。また、汚れがつきにくいので清潔に保つことができ、強度も強いので割れにくく変形しにくいというメリットがあります。