こんにちは。上前津歯科医院です。
今回は親知らずについてお話します。
親知らずとは、前歯から数えて8番目の歯、一番奥の大臼歯のことです。
多くの方は15~20歳頃に生えてきますが、親知らずがもともと存在しない方、生えて来ない方もおられます。
「親知らずはいらない歯?抜いた方が良い?」とご質問をいただくことがあります。
親知らずはきれいに生えないことも多いため、歯磨きがうまくできず虫歯になったり、歯肉が腫れてしまったりすることもあります。
自分では生えていないと思っても、歯肉の中に埋まっているケースもあります。
=親知らずを抜いた方がいい場合=
●親知らずのむし歯・歯周病がひどい場合
●生え方によって、歯みがきができず、むし歯・歯周病になりやすい場合
●親知らずがあるせいで手前の歯が虫歯や歯周病の危険にさらされる場合
●親知らずのせいで噛みあわせのバランスが悪くなっている場合
●炎症がひどい場合
ただ、親知らずだからといって、必ず抜かなければいけない訳ではありません。
状態によっては、抜歯の必要はありません。
痛みや腫れがあるなど、気になる方は一度ご相談下さい。