高度な治療も当院にお任せください
歯牙移植とは、むし歯や外傷で歯を失ってしまった部分に、自分の親知らずや機能していない歯(埋伏歯)を移植する治療方法です。従来は歯を失った時の治療方法として、入れ歯・ブリッジ・インプラントが選択されていましたが、第4の選択肢として選ばれることが多くなりました。しかし、高度な技術を伴うため、治療ができる歯科医院は少ないですが、当院では行うことができます。
失ってしまった歯の治療法の違い
歯牙移植
メリット
- 周囲の歯を削らずに治療ができる
- 自分の歯を使用するので、アレルギーの心配がない
- 歯根膜というクッションがあり、自然な噛み合わせが実現できる
- 他の歯と同様のお手入れが可能
- 条件を満たせば保険が適応される
デメリット
- 外科手術が必要
- 移植部位の骨の量など、適応範囲が限られる
- 移植できる歯が限られる
入れ歯
メリット
- ほとんどの症例に適用可能
- 保険適用のものは費用の負担が少ない
デメリット
- 食事の際に噛みにくく、痛みが生じる場合がある
- 違和感が大きい
- 話しづらい
- 見た目が良くない
- 保険適用外の場合は費用の負担が大きい
- 入れ歯の寿命は3〜5年と言われている
ブリッジ
メリット
- 違和感が少ない
- インプラントに費用の負担が少ない
- 取り外しの必要がない
デメリット
- 周りの健康な歯を大きく削る必要がある
- ブリッジの下に物が挟まりやすく、歯間ブラシなどの手入れが必要
- ブリッジの寿命は7〜8年と言われている
インプラント
メリット
- 歯を削らず、他の歯にも負担をかけない
- 天然歯のように見え、審美性に優れている
- 天然歯と同じように噛める
- インプラントの寿命は10年〜15年と言われている
デメリット
- 保険適用外のため、費用の負担が大きい
- 外科手術が必要
- 治療期間が長い
- 全身疾患がある場合、治療ができない場合がある
- 骨の量など適応範囲が限られる
歯牙移植が可能な条件
- 噛み合わせに不必要な健康な歯がある(親知らずや転位歯、埋伏歯等)
- 移植する部分の顎の骨の量が十分にある
- 移植する歯の形状が単純である
- 年齢が若年である(40代以下の方が成功率が高くなります。)