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子供の歯について

子供の歯について ~子供の歯の成長と注意点~


乳歯のむし歯の進み方はとても速く、数ヶ月間で急に大きな穴があき、しかも数本の歯が同時にボロッとくずれるのが特徴です。それでも痛がらない子供が多いのです。そして乳歯にむし歯が多かった子供は、永久歯もむし歯になりやすいことがわかっています。
もし子供にむし歯ができてしまったら、早いうちに治療をしましょう。子供のむし歯治療は大人とは違い、あまり痛みはなく、歯の色が変色してきた程度の初期のむし歯であれば、フッ化ジアミン銀という薬を塗るだけでむし歯を止めることができます。

塗った場所が多少黒くなりますが、短時間の治療ですみます。子供のむし歯は進行が速いので、早期発見、早期治療が大切です。
しかし、進行したむし歯の症状は、しみる、痛む、歯肉が腫れるなどですが、その内容によって神経を抜く、歯にあいた穴をふさぐ、歯を抜くなどの処置が必要になります。 そうならない為にも、むし歯予防をしましょう。


幼児のむし歯予防
1.甘いおやつは1日1回にする。

2.口や喉が渇いたらお茶にする。

3.むし歯発生を防ぐ効果があるキシリトールを代用甘味料として使う。

そして夜、子供が寝つきが悪いからといって、寝る前にミルクやジュースをあげることは絶対にやめましょう。もしあげるなら、お茶か水にしましょう。

もちろん寝る前に丁寧なハミガキも忘れないようにしてあげてください。

歯みがき剤もできるだけフッ素やキシリトールなどが入ったものがよいでしょう。 それでもむし歯ができてしまうことがあるので、次の2つを行うとよいでしょう。

1.親がいつも明るいところで口の中を見てあげて、歯の表面にぽつんと褐色の斑点ができていないか見てあげる。あればむし歯の始まりです。

2.定期検診を受ける。むし歯ができやすいところには、臼歯の溝、歯と歯の接しているところ、歯と歯ぐきの間です。これらは歯せきがたまりやすいので、磨いても汚れが取れにくく、むし歯ができていることもあるので検診に行くとよいでしょう。