歯、そのものにがんができることは基本的にありません。
歯は、「エナメル質」や「象牙質」、「セメント質」のとても硬い組織でできています。そのため、がんのように異常な細胞増殖が起きることはありません。
歯ぐき(歯肉)やあごの骨、歯のまわりの組織など、歯の近くにがんができることはあります。
これらが原因で、
• 歯がグラグラする
• 歯のまわりが腫れる
• 抜けたところの傷がなかなか治らない
• 顎や顔にしびれがある
といった症状が出ることがあります。
いつもと何か違うなとか、何かしら長く続く症状があれば我慢せずに歯科医師にご相談ください。年に1度、健康診断や人間ドックを受けることは、早期発見、早期治療とのためとても大切なことです。
しかしお口の中の健診は、後回しにしてしまいがちです。
お口の中も早期発見・早期治療がとても大切です。
痛くなってからではなく、半年または1年に1度は歯科健診を受けて、
お口の健口(けんこう)に努めましょう。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。