歯が抜けてしまった瞬間はとてもショックですよね。
しかし時間が経つにつれて、その状態に慣れてくると、「まあ特に痛みもないし、見えない場所だしこのままでもいいか」と思い始めていませんか?
「1本ぐらいだし大丈夫かな」と思っている方も多いかもしれませんが、実はそれがこれからの口腔環境や、全身の健康に大きな悪影響を及ぼす可能性があるんです。
特に複数の歯が抜けたままの状態をそのままにしていると、お食事や発音が不自由になるだけでなく、顔がたるみ、噛み合わせが合わなくなり、さらには認知症のリスクまで高まるとされています。
失った歯を放置するとこんなリスクが考えられます。
① 顎の骨が痩せてしまうかもしれません
歯が抜けると、その部分の顎の骨が使われなくなり次第に痩せてしまいます。
骨が痩せてしまうと、顔の輪郭が変わり老けた印象になったりすることもあります。
② 残った歯への負担が増えてしまいます
歯が抜けた部分をかばうため、残っている歯に過剰な負担がかかってしまいます。
今まで大丈夫だった歯までもがグラグラになり、次々と歯を失う原因になります。
③ 噛み合わせの崩れが起こってきます
抜けた歯の周囲の歯が少しずつ動いてしまい、噛み合わせがずれてしまうことがあります。噛み合わせが悪くなると、顎関節症や肩こり、頭痛など全身の不調にもつながることがあります。噛み合わせはとても重要です。
④お食事が楽しめなくなったり、消化不良になりやすくなります
歯がないと硬いものが噛めなくなり、どうしても柔らかい食べ物ばかり選ぶようになります。そうすると栄養バランスが偏ってしまう結果に。咀嚼せずにお食事続けていると、腸への負担も。
⑤ 発音が悪くなる
例えば、前歯が抜けたままだと「さ行」や「た行」の発音がしづらくなります。歯がない部分は空気が抜けてしまうので、今まで通りに発声することが出来なくなることもあります。毎日の日常会話に支障が出ることで、周りの人たちと話すことに自信がなくなってしまいます。
⑥ 認知症リスク
歯が少なくなると、咀嚼回数が減ってしまうため脳への刺激が減り、認知症のリスクが高まることが研究で明らかになってきています。「しっかり噛む」ということは脳の活性化につながるため、実は1本でも歯を失ったまま放置しておくのは良くないのです。
失ってしまった歯は仕方がありません。
どのような治療が最適なのか、信頼できる歯科医師に相談してみてください。
グラグラしている歯は、まだ救える可能性があります。諦めないでください。お口の中に自信がなくて、歯医者さんに行くのをついつい後回しにしてしまったというお声を聴きます。お一人で悩まずに、歯の専門家に相談していっしょに治し、1日でも早く楽しいお食事が出来るようにしませんか?
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