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インプラントとは


「インプラント」という単語を良く耳にすると思います。しかしインプラントとは何なのか、いまいちピンとこない患者さまがほとんどではないでしょうか。インプラントは簡単に言うと「人工歯根」です。歯を抜いてしまうと歯の根っこ部分がないので、土台がなく差し歯を付けることができません。そこでインプラントの登場により人工的に歯根、土台を作ることに成功しました。基本的なインプラントは3つの構造で成り立っています。骨の中に埋入するネジ部分をインプラント(フィクスチャーと呼ぶ場合も)。 上のかぶせ物を上部構造。インプラントと上部構造をつなぐ部分をアバットメントと呼びます。実はインプラントの種類はとてもたくさんあり全世界に200種類以上、日本のメーカーは40社以上あります。海外での主要メーカーは以下の4社だと思います。1番初めにインプラントを作ったメーカーのノーベルバイオケア(スウェーデン)。ストロウマン(スイス)骨との結合No.1のメーカー。アストラテック(スウェーデン)特殊なアバットメント形態。ジンマー(アメリカ)多彩なインプラント形態。日本での主要メーカーは京セラインプラント、GCインプラント、松風インプラント、プラトンインプラント。インプラントはこの8種類のメーカーを扱っている歯科医院が日本では多い印象です。メーカーに順位をつけることはとても難しいですが、当医院ではノーベルバイオケア社のインプラントを使用しております。中にはインプラントが保険適応になる場合があります。腫瘍や事故の外傷によって顎の骨を1/3以上失った場合や、先天性の病気によって顎が1/3が連続して欠損している状態の場合、インプラント床義歯が保険適用となります。残念ながらインプラントは、希望する全ての患者さんに施術出来る訳ではありません。ネットで勉強するのも大切ですが、分からないことや気になること、そして心配な事があれば直接歯科医師にしっかりと相談することをお勧めします。