眠っているような状態で治療を受けられるのが「静脈内鎮静法」です。静脈内鎮静法を行う前は、十分なカウンセリングを行います。副作用に関しては静脈内鎮静法に限らず、普通の麻酔でもどんな治療においても言えることですが、ないとは言い切れません。静脈内鎮静法を受けた場合は、施術時間プラス1〜2時間（施術後の休憩時間）の時間が必要となります。 

前日までの注意事項

1. アルコールの摂取はお控えください。
2. いつも飲んでいるお薬は飲んで頂いて大丈夫です。

当日来院時の注意事項

1. 体調が優れない場合は、歯科医院に連絡をお願い致します。
2. 服装は締め付けの少ない楽な服装でお越しください。
3. モニター誤作動防止のため、ストッキングの着用はお避けください。
4. 全身状態を正確に把握するため、マニキュアはなるべく落としてください。
5. アクセサリー類や時計などは、お外し頂きます。
6. 患者さまご本人運転でのお車やバイク、自転車での来院はお避けください。公共交通機関やタクシーをお使いいただくか、付き添いの方による送迎をお願いいたします。

当日施術後の注意事項

1. 施術直後は麻酔がまだ効いているため、ふらつきや眠気が生じる場合があります 。回復するまで、院内の診療チェアーにて1時間から２時間ゆっくりと休んでいただきます。
2. 帰宅後もまれにふらつきや眠気が生じる場合がありますので、ゆっくりとご自宅で横になって療養してください。
3. 当日はお車、バイク、自転車などの運転は出来ません。
4. 飲酒や激しい運動もお避けください。

当日流れ

1. 患者様の体調チェックを行います。
2. モニターをつけて血圧などを確認します。
3. 患者様の状態を見ながら、麻酔薬をゆっくりと入れていきます。
4. 少しずつ眠くなり、リラックスした状態になります。
5. 患者様がリラックスされたのを確認し、施術を始めていきます。モニターにより全身状態をチェックしながら治療を進めていきます。
6. 施術中は眠っているような状態になります。しかし意識が完全になくなるわけではありません。
7. 施術後は、1〜2時間ゆっくりと休んで頂いてからご帰宅頂きます。