こんにちは上前津歯科医院です。
今回は「ストレスと歯の病気の関係」についてお話します。
一見、関係の無いように思える“ストレス”と“歯の病気”ですが、実は深いつながりがあります。
例えば、緊張やプレッシャー・悩み事などが原因で精神的なストレスがかかると口元や歯にも強い力がかかっていることがあります。
歯は本来、食べ物を噛み砕くためのものなので、大きな力がかかった場合でもしっかり耐えることができます。
しかし、噛むとき以外は上下の歯はあまり接触しないようになっているため“歯を噛みしめる”という持続的な力には弱くもあるのです。
そのため、ストレスが原因で歯を噛みしめることが長く続いたりするとその力を受け止める部分にムリがかかってしまい、様々な症状が引き起こされてしまうのです。
例えば、知覚過敏になったり、歯に割れやヒビが入ってしまったり、顎関節症になって口が開かなくなったり、あごの関節に痛みを感じたりしてしまいます。
また、ストレスがかかるとそれが原因で“だ液の量や質”にも影響が出てしまいます。
唾液には、口の中を清潔にする作用があるためむし歯予防にはかかせません。
しかし、緊張やストレスで口の中が乾き唾液が少なくなってしまうとお口の中をキレイにする浄化作用が落ちてしまうため、むし歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。
つまり、ストレス度が高くなると、唾液が減ってお口の中の環境が悪くなってしまいます。
下記の中であてはまる項目はありますか?
お口の中の状態でご自身のストレス度をはかる手がかりにしてみて下さいね。
・口の中が乾き、ジュースなどの飲み物がほしくなる時がよくある
・食事中に水や麦茶などの飲み物が手離せない
・食欲があまりない
・味覚がおかしいと感じることがある
・むし歯が急に増えた
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