こんにちは上前津歯科医院です。
今回は「初期のむし歯の対策」についてお話します。
むし歯は象牙質まで達して初めて違和感や痛みを覚えるようになります(肉眼で見て、歯に穴があく程度)。この時にむし歯に気付く方が多いのですが、この状態ですと、既に歯を削らなければ治せないむし歯になっています。
しかし、ごく初期のむし歯であれば、対策をすれば、歯を削らずに元の健康な歯に戻すことも可能なのです。
■初期のむし歯とは?
むし歯がエナメル質のみに進行した場合で、歯の表面が白濁または表面が黒くなった程度で、まだ歯に穴があいていないものです。
なぜむし歯を健康な歯に戻すことも可能かというと、口の中にある唾液に含まれるカルシウムが、むし歯菌によって溶かされた歯質を修復してくれる働きがあるからです。
この働きを「再石灰化」と言います。
ただし、初期のむし歯を健全な歯に戻すにはむし歯菌を口腔内で繁殖させないための対策が必要です。
■有効な対策
・間食の仕方に気をつける
間食をする場合は、長い時間をかけてだらだらと食べず、一度に食べて、その後
時間を空けるようにしましょう。また、寝ている間は唾液が減りむし歯になりや
すいので、寝る30分前は飲食を控えましょう。
・しっかりと歯みがきをする
・定期検診を受ける
初期のむし歯は、なかなかご自身で見つけることができません。早期発見・早期
治療で歯を削らずに済む様、定期的に検診を受けましょう。
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