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白い歯の魅力を取り戻すホワイトニング

ホワイトニングとは美容関係で使われる専門用語で「白くすること」という意味ですが、歯科の分野では「歯を白くする」という意味で使われています。
歯科では、歯を白くするホワイトニングをいろいろな方法で行っています。

基本的なホワイトニングの方法としては、歯の表面についた汚れを落とすクリーニング、薬品で歯の汚れを落とすブリーチング、プラスチックで歯の表面をコーティングするマニキュアなどがあり、一般的によく利用されているのがブリーチングです。
歯のホワイトニングは、テレビなどで人前に出る機会の多い芸能人などの間で話題になって広がっていきましたが、最近では、一般のサラリーマンや主婦にも人気で、特に人と接する機会の多い仕事をしている人などが積極的に行っています。
特に営業職の人は、プレゼンテーション力も必要ですが、見た目の清潔感もとても大切です。せっかくの笑顔も歯が黄ばんでいたのでは逆効果です。
現在では、白い歯もマナーのひとつという考え方でホワイトニングをしている人も増えています。また、結婚式をあげるカップルなどにも人気があります。

最近の式場では、周囲からカメラやビデオに撮影されているので、白い衣装につつまれた新郎新婦の笑顔から白い歯が見えるようにと、式の前にホワイトニングを行うカップルも増えているのです。
これまでは通常歯を白くする方法として、歯を削ってプラスチックやセラミック等で覆って、変色した歯をかくす方法で治療されてきました。
ホワイトニングは、そういった人工的な材料を使わずに、あなた自身の歯を白くする、従来の方法とはまったく違う発想の新しい治療法です。

漂白には、病院で行うもの(オフィスホワイトニング)と、自宅で行うもの(ホームホワイトニング)があります。

オフィスホワイトニング
医院で行うホワイトニングは、歯牙の表面にホワイトニングの薬剤を塗布し、光を当てて薬剤を反応させて歯を白くします。これを数回繰り返すことで、歯を白くします。
この方法の利点は全てを歯科医院で行え、歯科医師の管理下で行うので安心して治療が受けられる、また短期間で効果が得られる事が出来ます。

ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングは、まずお口に合った専用のマウスピースを医院で製作します。
そこに、薬液を入れて一日数時間装着していただきます。自宅でこの作業を1~2週間行なうことで歯が白くなります。
両者ともに特に、歯の色調が黄色やオレンジ系の人に大変効果があります。症状により使い分けますが、両方を併用する事により、早くきれいになります。

ナイトホワイトエクセル

 

ご自宅でホワイトニングを行なう方法です。
はじめに歯型を取りマウスピースを作ります。マウスピースとホームホワイトニングキットをご自宅へ持ち帰っていただき、ご自分でマウスピースの中にホワイトニングジェル(オフィスホワイトニングで使用するものに比べ低濃度のものを使います。)を入れて、1日1回 1~2時間お口の中に装着していただきます。
およそ1~3週間ぐらいでホワイトニング効果が現れます。

ナイトホワイトエクセルのメリット
オフィスホワイトニングに比べホワイトニング後の知覚過敏が少ないことと診療室へいらっしゃる回数が少ないことやご自分のペースで進められる。

ナイトホワイトエクセルのデメリット
ホワイトニングの効果を得るまでに時間がかかること、ご自分で毎日ホワイトニングを行なうことがやや面倒。

ホワイトニングの効果を上げるために
より高いホワイトニング効果をあげるためにホワイトニング前にはティースクリーニングをおすすめします。
またホームホワイトニング治療中はコーヒー・紅茶・お茶・赤ワイン・カレー・タバコなどは控えていただくようお勧めします。

当院のホワイトニング治療例




4週間かけてオフィスホワイトニングを行いました。
(初回 33,000円 2回目以降 16,500円)
リスク・副作用:ホワイトニング治療直後は、歯が少ししみることがありますがすぐに改善しますのでご安心ください。
※上前津歯科医院にて治療したのものとなります。

白くする事以外のホワイトニングの効能

 

歯を白くするホワイトニングですが、実は歯のクリーニング作用だけでなく、もっと根本的なところから歯を白くする仕組みがあります。
歯の黄ばみというのは、歯の表面を覆っているエナメル質の層が加齢などによって透けることで起こってきます。
つまり歯の表面のエナメル質の下にある黄色い象牙質が、透けて見えてしまっている状態が黄ばみなのです。
黄ばみというのは、汚いという印象がありますが、実は象牙色なのです。 歯を白くするホワイトニングには、過酸化尿素や過酸化水素を使います。

こうした治療は、歯の表面に薬剤を塗るだけで歯を削るわけではないので、とても自然に仕上げることができます。
過酸化水素や過酸化尿素が歯のエナメル質を変化させて、歯の表面をすりガラスのような曇った状態に変えるのです。
エナメル質の透明度を逆に白く濁らせるだけで、歯がもろくなるようなリスクもないので安心して治療ができます。
薬剤をつけるだけだと効果を得るのに時間がかかるので、光を当てて薬剤の酸化作用を活性化する「レーザーホワイトニング」という方法で治療します。加齢による変色以外にも、エナメル質が変色してくる事があります。
黒く変色は、歯の内部にある神経が死んでしまった事が原因で、この場合は「ウォーキングブリーチ」という方法で治療します。

このふたつは基本的には表面が汚れているだけなので、歯の表面のクリーニングなどによって白く修復することができます。
また、こうした歯のホワイトニングは、自由診療となるので保険は使えません。

ホワイトニングを行う場合の注意事項

 

歯のホワイトニングをする場合には、歯に異常がない事が条件となります。
歯に虫歯があったり、歯の一部にヒビ割れがある場合は、まず歯の治療を行ってからホワイトニングの治療を行うことができます。
また同様に、歯周病がある場合も治療を行ってからでなければホワイトニングすることは出来ません。
また詰め物や差し歯をしている場合には、それらの人工歯の部分にはホワイトニングが効かないので、ホワイトニングの明度を下げたり、人工歯を薄く削ってセラミックを被せるラミネートベニアを併用するのが一般的です。

この他のホワイトニングとしては、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる研磨剤など専用機器を用いた歯のクリーニングがあります。
歯の汚れを落とすだけでなく、雑菌も落としてくれるので歯周病などの予防にもなります。

さきほど紹介したウォーキングブリーチは、歯の内側から高濃度の漂白剤を入れて歯を白くする方法です。
神経を抜いた歯は内部が黒くなっているので、歯の内部から白くさせるウォーキングブリーチ法はとても効果的です。

また、歯のホワイトニングのひとつに「マニキュア」があります。
手の爪や足の爪に塗るマニキュアと同じで、歯の表面に塗料を塗って白くする方法です。
歯の表面に白い樹脂を塗るだけなので、歯を削る必要もなく1回の通院で白くなります。