歯周病

歯周病を予防する方法

歯周病を重症化させないために
Perio

歯周病(歯槽膿漏)は歯垢(プラーク)の中の細菌により、歯周ポケット内で慢性的な炎症が起こる生活習慣病です。
そのため、虫歯とは違って、数回の治療で簡単に治るような病気ではありません。
また、自覚症状がほとんどないため気がつかないうちに進行していることが多くあります。

一度感染して歯ぐきが下がってしまうと、元通りに回復させることができないため、重症化しないうちにしっかりと予防することが大切です。

歯周病を予防する方法

歯槽膿漏は歯垢(プラーク)に含まれる細菌と自分の免疫力のバランスがくずれたときに発症・進行していきます。 そのため、プラークコントロールで細菌の数を抑えることと、体の免疫力をあげることが重要です。

以下のようなことに気をつけていきましょう。

  • プラークコントロール
    プラークコントロールとは、歯垢(プラーク)の増殖を抑えることをいい、歯槽膿漏や虫歯予防の基本となります。
    食事をすると、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しますので、毎食後に歯磨きをすることが最も重要です。
    また、寝ている間は唾液の分泌が減少するため、細菌が繁殖しやすい状態にあります。そのため、寝る前や起床時の歯磨きは念入りにする必要があります。
    歯槽膿漏が進行している場合、歯周ポケットが深くなっており、歯ブラシだけでは歯周ポケット内の歯垢を的確に除去することができません。
    このため、歯科医院で専用の器具を使ったプラークコントロールも必要になってきます。
  • よく噛んで物を食べましょう
    最近はやわらかい物が好まれる傾向のため、あまり物を噛まないで食べる人が多くなってきました。噛むことで、脳に適度な刺激がいくだけではなく、唾液が分泌され、細菌やその毒素を洗い流してくれる効果があります。
    また、よく噛むことで、歯周組織にも良い刺激がいき、抵抗力が強くなります。
    ご飯をいつもよりよく噛んで食べたり、スルメやゴボウなど硬い食品を積極的に食べたりするなど、よく噛んで食べる習慣をつけることをお勧めします。
  • 十分に睡眠をとり、ストレスをためない
    睡眠不足や過剰なストレスは、体の抵抗力を弱めてしまいます。
    また、ストレスがかかっていると、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをすることがあり、歯周組織に過剰な負担をかけて歯槽膿漏の進行を早めてしまいます。
    現代人は忙しく睡眠不足になりがちですが、健康な生活を送るためにも十分な睡眠をとり、運動をするなどしてストレスを早めに解消するように心がけましょう。
  • 禁煙をする
    喫煙者は、非喫煙者に比べて歯槽膿漏になるリスクが数倍高いといわれています。煙草に含まれる有害物質が血管を収縮させ、血流が悪くなり歯槽膿漏の症状を悪化させてしまうのです。
    歯槽膿漏を完治させたいのであれば、禁煙をすることを強くお勧めします。