歯科口腔外科

歯牙移植とは

歯科口腔外科について
Dentalsurgery

歯牙移植とは、虫歯や外傷などで歯を失った部分に対し、自分の親知らずやお口の中で機能していない歯(埋伏歯)を移植して利用する治療方法です。
移植した歯は他の歯と同じように噛むことができます。
従来は歯を失った場合の治療として「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」がありましたが、最近は第4の選択肢として歯の移植が行われています。
この治療法は高度な技術を要し、手間暇もかかりますので行っている歯科医院は限られています。
当院では口腔外科に熟練したドクターが行っており、多くの実績があります。
ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。


失った歯の治療法の違い〜メリット・デメリット〜

  1. 歯牙移植

    <メリット>
    ・周りの歯を削る必要がない。
    ・自分の歯を使うため、アレルギーなどの心配がない。
    ・歯根膜というクッションがあるので、最も自然なかみ合わせが得られる。
    ・他の歯と同じように手入れが可能。
    ・条件を満たせば、移植手術に保険が適用される。
    <デメリット>
    ・外科手術が必要
    ・移植部位の骨の量など、適応範囲が限られる。

  2. 入れ歯

    <メリット>
    ・ほとんどの症例に適用が可能
    ・保険適応のものは安価である。
    <デメリット>
    ・食事の際に噛みにくく、痛みが生じる場合がある。
    ・違和感が大きい。
    ・話しづらい。
    ・見た目が良くない。

  3. ブリッジ

    <メリット>
    ・違和感が少ない。
    ・インプラントに比べると安価である。
    ・取り外しの必要がない。
    <デメリット>
    ・周りの健康な歯を大きく削る必要がある。
    ・ブリッジの下に物が挟まりやすく、歯間ブラシなどの手入れが必要。

  4. 歯周外科治療

    歯周病が進行し、ひと通りの基本治療を行っても改善しない場合、歯周外科手術を行います。また、失った歯槽骨や歯周組織を再生させる、GTR法やエムドゲインといった最新の歯周組織再生療法も行っております。

  5. インプラント

    <メリット>
    ・周りの歯を削らなくてよい。
    ・天然の歯のようにみえ、見た目がよい。
    ・天然歯と同じように噛める。
    <デメリット>
    ・保険適応外のため、非常に高価。
    ・外科手術が必要。
    ・治療期間が長い。
    ・全身疾患がある場合、治療できないことがある。
    ・骨の量など適応範囲が限られる。


移植が適応できる条件

  • かみ合わせに不必要な健康な歯がある。(親知らずや転位歯、埋伏歯など)
  • 移植される場所の顎の骨の量が十分である。
  • 移植する歯の形が単純な形をしている。
  • 年齢的に若年である。(40代以下の方が成功率は高くなります。)

移植治療に関するQ&A

Q:保険は使えますか?
A:保険が適応できるケースは、移植に使う歯が「親知らず」か「埋伏歯」で、抜いたその日に移植することが条件になっています。それ以外の場合は、保険適応外となります。
Q:どの部位にも移植できますか?
A:抜いた歯と移植する部位の幅が合えば、基本的には可能です。一般的にはサイズの問題から前歯は少なく、奥歯への適応が多くなります。
Q:期間はどれくらいかかりますか?
A:状態にもよりますが、おおむね2〜3ヶ月で普通に噛めるようになります。
Q:どれくらい長持ちしますか?
A:状態によりますが、5年〜10年を目安にしてください。もちろん、それ以上持っている方もたくさんおられます。
Q:インプラントと移植のどちらがいいですか?
A:条件が整い、若い方であれば歯根膜が機能する移植をお考えになってはいかがでしょうか。費用もインプラントに比べて抑えられます。