歯周病

誰もが気になるお口の臭いの原因は?

誰もが気になるお口の臭いの原因は?
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満員電車できつい口臭が気になったことはありませんか? 口臭を気にしない人はいないと思います。他人の口臭はすぐに気づきますが、自分の口臭はなかなかわかりにくいものです。
ここでは、口臭の原因や仕組みを知り、普段から口臭予防できるようにしていきましょう。

歯周病で口臭が強くなる理由

誰でも、少なからず自然な口臭はあります。口の中は湿気があり、細菌が繁殖して臭いを発生しやすい状態になっています。
特に、起床時で唾液の量が減っているときやアルコール、ニンニクなどを食べたときには口臭が強くなり、これらを生理的口臭といいます。
また、薬を服用したときや、放射線治療などの副作用で唾液分泌が減少すると口腔乾燥症(ドライマウス)の状態になり、口臭が発生しやすくなります。

<口臭が強くなりやすい時>
・緊張している時
・起床時、空腹時
・月経時、妊娠時(ホルモンの作用による)
・ニンニクやアルコールなどを摂取した時

これらのケースでは、唾液の分泌を増やすためにガムを噛んだり、マウスウォッシュやリンスをしたりするだけで口臭を弱めることができ、特に際立って問題にする必要はありません。

口臭をチェックする方法

自分の口臭を自宅で簡単にチェックしてみましょう。

  1. きれいなコップを用意し、水平に持ってください。
  2. コップの中に軽く「はぁ〜」と息を吐きます。
  3. 2〜3秒後、コップに鼻を近づけてかいでみて下さい。

いかがでしょうか。
大抵の場合、口の前に手をあててハァ〜と息を吐く方が多いと思いますが、この場合、手の匂いなどが混じるのでお勧めしません。


歯周病で口臭が強くなる理由

病的な口臭として挙げられるのが、歯周病(歯槽膿漏)による口臭です。
実に口臭の9割以上が、歯槽膿漏が原因といわれており、口臭を予防するには歯槽膿漏の治療と予防が必要不可欠となります。

歯槽膿漏による口臭は非常に強く、周りの人にすぐに気がつかれるほどです。
歯槽膿漏によって歯周ポケットに歯垢がたまり、細菌が繁殖し揮発性ガスを大量に作り出します。この結果、口の悪臭が発生するのです。

歯槽膿漏は虫歯とは違い、痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気がつかないまま病状が進行している人が少なくありません。そのため、余計に口臭がひどくなりやすいのです。

普段の歯磨きなどでなかなか口臭が改善されない場合は、歯槽膿漏にかかっていないか、一度歯科医院に行きチェックされることをおすすめします。

<病的口臭として挙げられるもの>
・ 歯周病や虫歯、口内炎などの口の病気(口臭の9割以上が、歯槽膿漏が原因です)
・ 蓄膿症、アデノイドなどの鼻の病気
・ 胃炎や胃拡張などの胃腸の病気
・ 慢性気管支炎などの呼吸器の病気 ・ 糖尿病、がんなど